ポータブルのストラクチャードライト・スキャナでオブジェクトを3D スキャンするには

リバース・エンジニアリング、アート、科学プロジェクトのいずれでも、用途に適した3D スキャナを選択したら、選んだデバイスから最良の結果を得る方法を知っておくことことが重要です。3D スキャナの種類によって、オブジェクト上にターゲットを配置したり、オブジェクトを動かさないようにしたり、ターンテーブル上で回転させたりと、3Dデータキャプチャの方法が異なります。この記事では、主にポータブルのストラクチャードライト・スキャナ を使用してオブジェクトをスキャンする方法についてお話しましょう。

スキャンするたびに最高のスキャン結果を得るためには、3Dスキャナが高速かつ正確にキャプチャされたデータを処理し、3Dモデルを構成することができる高度な3Dソフトウェアとペアになっているかを確認してください。

 

3D スキャンセッションの準備

スキャンの途中で中断するのは嫌ですよね。スキャンを開始する前に、すべての準備が整っていることを確認してください。

もしキャプチャに多少時間がかかる可能性があるオブジェクトを屋内でスキャンする場合は、安定していて確実に利用できる電源が近くにあることを確認してください。スキャンするオブジェクトがかなり大きい場合は、すべての面に簡単にリーチできるかも確認してください。スキャンに高さを必要とする場合に備えて、椅子またははしごを近くに置いておいてもいいでしょう。

ライトが非常に重要であることは、特に気をつけたほうがいいポイントです。均一でない灯りの下でオブジェクトをキャプチャすることがないようにしてください。最終的にできあがる3Dモデルの色に影響してしまいます。また、一部のストラクチャードライト・スキャナは、オブジェクトが強い光にさらされるとキャプチャがうまくいかない場合があるため、直射日光の当たるところでのオブジェクトのスキャンは避けてください。

スキャンをする状況が屋外であることが多く、3D スキャナの電源を接続する場所がない場合は、ポータブルのバッテリパックを使用してください。外出先で何時間でもスキャンが可能になります。

オブジェクトのキャプチャ/3D データキャプチャ

以下の点に留意しておくと、より高品質のスキャン結果を得ることができます。

  • ハイブリッド・ジオメトリとカラートラッキング機能がある3Dスキャナは、テクスチャと構造が複雑なオブジェクト用です。適切な構造のオブジェクトのスキャンであれば、3D スキャナがトラッキングを維持し、初心者がたとえ上手にスキャンができていなくても、自動的に補正されます。

  • 黒物、光沢のある物、透明なオブジェクト、薄いものなどスキャンするのが難しいオブジェクトもあります。その場合は追加の準備が必要な場合があることにご注意ください。タルカムパウダーをオブジェクトにふきつけたり、ターゲットをその上に置いたり、色や質感のある背景をお使いいただくことがあります。

  • スキャナとキャプチャしているオブジェクトとの間に最適な距離を保つようにしてください。スキャナの位置が遠すぎたりオブジェクトに近すぎたりすると、トラッキングが失われ、満足いかないスキャン結果になる可能性があります。

  • スキャン中に急に動かないでください。トラッキングができなくなります。スムーズで丁寧なスキャンを心がけてください。手首を動かして、リラックスしながらスキャンを行ってください。そうすれば、複数の角度からオブジェクトをキャプチャすることができます。

  • オブジェクトを見るのではなく、スキャン状況が映されるコンピューターまたはタブレットの画面をしっかりと確認しながらスキャンを行ってください。キャプチャの過程を見守って、スキャンをやり残した部分やトラブルスポットが表示されたときにもすぐに気がつくことができます。

  • 動物や人のデジタルキャプチャを行う際には、できるだけ落ち着いた状況で行ってください。相手が動いてしまうと、データが歪んでしまうことがあります。

人体のスキャンについて

医療、CGI、アート、など様々な用途でポータブルの3Dスキャナを利用するのは、人体の全体をスキャンするのにも安全で時間を取らない最良の方法です。人体の3Dデータのキャプチャは簡単ではありますが、最良の結果を得るためには、いくつかの点にお気をつけいただく必要があります。

 

 

3Dでオブジェクトをキャプチャする方法について有用なヒントなどが説明されています。ご質問がある場合、または Artec 3Dスキャナのサポートが必要な場合は、お気軽に 代理店にお問い合わせください。

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