それでは、魚をスキャンしてみましょう

07/03/2015

ARTECのスキャナならどんなにおかしなオブジェクトでもキャプチャできるという噂があります。生きている魚をスキャンしてみたいですか?お任せください。この撮影スキルは、驚くほど重要です。理由をご説明します。

魚は動くときに形を変え、アライメントや登録データを歪めるオブジェクトの好例です。しかし、ちょっとしたコツを掴めば、このようなオブジェクトをスキャンすることも可能です。

吊るす

ジオメトリを常に変えるオブジェクトをスキャンするにあたり、最も簡単で、恐らく最もスピーディなのは、どこかに固定し、あらゆる角度からスキャンできるようにすることです。たとえば、紐に吊るすことです。これによりオブジェクト自体を回転させることができるので、ユーザがオブジェクトの周りを歩いてスキャンする必要がありません。

ただし、この方法にも問題がいくつかあります。重いオブジェクトであれば、自らの重量により、吊るすことで変形してしまう可能性があります。また、オブジェクトが大きくなるほど、吊るすのは困難になるでしょう。

ですが、大きすぎないオブジェクトであれば、絶対に試してみる価値はあります。実際、一部の社会では、紐に吊るして回転させる魚を眺めることは癒やし効果、特に神経系への効果が高いとされています。ですから、魚をスキャンしてみることにしましょう。

利用可能なガラスの板をお持ちですか?

お持ちでしたら、これを使って魚をスキャンします。魚をガラスの上に載せ、下から撮影します。そして、基準となるオブジェクトもキャプチャしながら、下から上に向かってスムーズにスキャナを移動させます。もし、1回ですべて撮れない場合は、これがアライメントに大切な基準となります。

この方法は、ガラスの透明な表面やカーブがスキャナの動きを制限するため、ジオメトリがシンプルなオブジェクトをスキャンするのに最適です。

似たような特徴を持つジオメトリの境界線を広げる

複数の似たような(同一ではない)ジオメトリをメッシュ化する際の不一致の問題を修正するために、当社のスキャナにはノンアライメントアルゴリズム機能があります。ほとんどのユーザはスキャン中に動く人をスキャンするときにのみ便利な機能と考えていますが、オブジェクトがスキャン中に形を変えるときにはいつでも使っていただきたい機能です。

これを使うには、いくつかのスキャンセッションを行い、各スキャンデータに個別に[ファイン、グローバル、メッシュ化]アルゴリズムを実行していきます。スキャンセッションごとに、オブジェクトが形状を変える度合いが小さいほど、結果が良いものとなります。すべてのメッシュ化データを選択し、[位置合わせ]セクションから、[Non-Rigid Alignment(ファジーな位置合わせ)]を選択します。変更せずにそのまま使うメッシュ化モデルに「位置合わせ済み」の印をつけて、他のすべてのメッシュ化データの位置を揃えていきます。

プロセスを迅速化するために、重複しているジオメトリを消すことができますが、消しすぎないように気を付けてください。最後に、すべてのメッシュ化データが同様の形となります。これをまとめてメッシュ化します。この時、できるだけ、[シャープメッシュ化]で[Resolution]に小さな値(0.5または0.8)を入力するようにします。

また、[Non-Rigid Alignment(ファジーな位置合わせ)]は最も時間のかかる方法で、最終モデルの計測結果は被写体と100%同一となるわけではないことにご注意ください。

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