3Dスキャンソルーション

Artec 3D社のウクライナへの支援内容

Artec 3D、最先端の施設に将来のエンジニアを歓迎

Guided tour for students

プロ仕様の3Dハードウェアとソフトウェアを手掛ける、世界的に有名な開発・製造業者のArtec 3Dは、彼らの施設に将来のエンジニアやソフトウェア開発者を迎え入れるイベントを開催しました。

今回この特別ツアーでは、優秀な学生や教師14人のグループがArtec 3Dの最先端のオプトエレクトロニクス生産施設に案内されました。Artec 3DのCEO兼社長である、Art Yukhin(アート・ユーヒン)氏とルクセンブルクのXavier Bettel(ザビエル・ベッテル)首相が今年の初めに開設したこの工場には、最高級のPCBアセンブリラインが設置されています。

Guided tour for students

ガイド付きツアーでArtec 3Dのクリーンルーム(防塵室)を見学するLGLの学生

地元の高校であるLycée de garçons de Luxembourgルクセンブルク リセ ギャルソン 、略してLGL)で3Dモデリングの授業を専攻している生徒らは、Artec 3Dの業界をリードするスキャナの生産プロセスを大まかに見学できるツアーに参加することができました。

そのツアーは、研究開発部の副社長であるAlexander Sharapov(アレクサンダー・シャラポフ)氏によるArtec 3Dのクリーンルーム設備の紹介が含まれており、また、最高体験責任者(CXO)であるSergey Sukhovey(セルゲイ・スホヴェイ)氏によるArtec LeoRayⅡの3Dスキャナの実演も織り込まれていました。17から18歳の学生達は、実際にそれらのデバイスを操作し、3Dプリントができる彼ら自身のモデルを作成することもできました。

LGLのSabine Bouzette(サビーヌ・ブゼット)さんは、自分のクラスが受けた歓迎に感激し、以下の感謝の意を表しました。「今回ご提供いただいた説明、プレゼンテーション、そしてスキャナのテスト、どれもが本当に素晴らしかったです。新しい技術を開発する研究に取り組む若者たちに意欲を与えてくれるこの企業は非常に尊敬に値します。この会社製品のクオリティと同じくらい高いクオリティのイベントを開催してくださってありがとうございました。私達にとって非常に貴重な体験となりました!」

Artec Leoは完全にコードレスでディスプレイ画面を内蔵しており、スキャンテクノロジーに興味のある学生などの初心者にとって最適です。一方、Artec Studioに搭載されたオートパイロットは、特定のデータセットの処理に最適なアルゴリズムを選択するため、時間がないユーザーはこの機能の活用ができます。

Guided tour for students

コードレスで使いやすいArtec Leoの3Dスキャナを実地体験している学生達

これらの機能を使用することで、最終的に学生達はクラスメート1 人の非常に詳細な3Dスキャンを3分以内にキャプチャすることができ、そのデータ処理には1時間もかかりませんでした。

今回のイベントが開始される前から、学生達の興奮の様子は明らかでした。LGLが行う社会見学はいつも全員参加するわけではないそうですが、今回のイベントは満席だったようです。その後数人の大胆な学生達は、Artec 3Dのテクノロジーにあまりに感銘を受けた勢いで、将来同社で働くための雇用機会について尋ねていました。

長い間、3Dスキャンは大学で使用される教育ツールとしての地位を確立してきましたが、今や世界中の高校でもこのテクノロジーに関する訓練の需要が高まっていることから、Artec 3Dは次世代に活躍するSTEM分野のエンジニアに向けたトレーニングを支援する、さらなる方法の開発に積極的に取り組んでいます。Artec 3Dは、ルクセンブルクに本拠を置く企業として、LGLのような学校との緊密な協力をもとに、地域社会での活動を行う意欲を改めて表明しました。同社はこれからも3Dスキャンなどの先進技術のモジュールを統合していく中で、将来を見据えたカリキュラムに関心を持つ他の教育機関を引き続き歓迎していく予定です。