3Dスキャンソルーション

Artec 3D社のウクライナへの支援内容

テクニカルリポーター

バーバラ・コネバ(Varvara Koneva)

varvara

ヴァリヤという愛称を持つバーバラ・コネバさんは、Artec 3Dのコンテンツ・ライターです。過去10年以上にわたり教育や通訳、そして翻訳の仕事をこなしてきましたが、新しい分野に挑戦するためにこの全く新しい3Dスキャンの世界に飛び込んできました。言語学を専攻した大学を卒業すると、ヴァリヤさんは大学生に英語と異文化間コミュニケーションを教え、ローカル及び国際的規模のNGOにて教育プロジェクトを手掛け、研究ディレクターとして小さな言語研究所の運営を支援していました。それと同時に、彼女は欧州評議会にて平和大使を務め、自然環境プロジェクトの翻訳者としてボランティア活動を行い、映画祭や本の翻訳をしていました。

今までヴァリヤさんが世界中のあちこちの美しい地域で勉強ができたり、住むことができたり、働けたことは幸運な経験だったと思うそうです。彼女の故郷であるシベリアの壮大なバイカル湖の隣のイルクーツクから、ヨーロッパではルーヴェン、ボローニャ、そしてブダペスト、米国ではアリゾナの国立公園、カリフォルニア、そしてワシントンへ訪れた経験があります。ヴァリヤさんは常に異文化間における対話や人権、人と言語、そして科学といったような、彼女が真剣に情熱を注げることについて執筆することに没頭してきました。文化遺産の保存も彼女の人生にとって重要な分野なので、彼女はArtec 3Dスキャナが文化遺産の保存用に使用される際はいつでもとても喜んでいます!

ヴァリヤさんがArtec 3Dでお仕事をする上で最も気に入っている点は、ものごとを学んだり、発見ができる機会と、テクノロジーと研究の最前線にいる人々の声を世に伝えられる機会が得られることです。彼女にとって、Artecは探検と冒険の活気で溢れているそうです。そのおかげで、ケーススタディやラーニングセンターの記事、またはYouTube動画の説明を通して3Dスキャンについて書くことが、エキサイティングな旅のようなものになるんだそうです。

近年彼女はこのようにして、お仕事を通じてテクノロジー関連の探求に励んでいるわけですが、お仕事以外でもヴァリヤさんは今後達成させたいと考えている、(現時点で)人生最大のプロジェクトのプランがあります。それは、絵本を描き、小さな図書館を開くことです。彼女の趣味は、読書をしたり、絵を描いたり、旅行をしたり、森の中を散歩することです。旅行や散歩へは、彼女の幼い娘であるアンナを大抵一緒に連れていきます。彼女のインスタグラムでは、その詳しい様子を見ることができます。

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