Threeding社はARTEC 3Dスキャナで、スタラ・ザゴラ遺跡歴史博物館の展示品の3Dプリント用モデルを作成

18/08/2015

ブルガリアのスタラ・ザゴラ、米カリフォルニア州のパロ・アルト2015年8月18日 – プロユース仕様のスキャナの大手デベロッパー兼メーカーであるARTEC 3Dと、急成長を続ける3Dプリントマーケットプレイスであり、ユーザーが集まるためのコミュニティを提供しているThreeding.comは、ブルガリアにある東欧有数の歴史博物館、スタラ・ザゴラ遺跡歴史博物館の展示品を保全するための新たなリアリティキャプチャプロジェクトに着手することを発表しました。このプロジェクトが完了すると、Threedingのマーケットプレイスでの3Dモデルの売買により、博物館はロイヤリティを受け取るだけでなく、科学プロジェクトや教育プログラムで使用するため、スキャンしたすべての展示品のデジタルコピーを無料で受け取ることになっています。

プロジェクトの第1段階は完了しています。ThreedingはARTECの高解像度でのスキャンを実現する「Spider」と「Eva」という2機のスキャナと、後処理には「Artec Studio」ソフトウェアを使って、先月、古代ギリシャ、ローマ、トラキアの遺物や文化人類学の展示品をスキャンしました。今後も、9月と10月に2回のスキャンセッションが予定されており、先史時代から、中世、近代の展示品をスキャンすることになっています。

「これらの展示品をスキャンし、Threeding.comから入手することができるようになったことで、学生や教師陣は、これまで解明されていなかった歴史の断片を知ることができるようになりました。」そう語るのは、アルテン・ユーヒン ARTEC 3D社長兼CEOです。「ARTECのプロユース仕様のハンドヘルドスキャナは、極めて精緻な展示品でも、ディテールまで正確にキャプチャするため、オリジナルそのもののレプリカを作成することができます。また、今回のようなプロジェクトを通して、多くの人々が利用することができるようになります。」

「スタラ・ザゴラ遺跡歴史博物館と提携してこのようなプロジェクトに携われたことは素晴らしい名誉です。」と、Threedingの共同創立者であるスタン・パータレフ 。「本博物館は私たちが今まで訪れた中で最も整然とし、構造が確立されている組織でした。このような組織と提携することで、歴史的遺物の3Dプリント用モデルをどこよりも幅広く取り揃えて提供するという当社の目標に一歩近づくことができました。」

このプロジェクトを通してThreedingが取り扱う3Dプリント用モデルに、彫刻、絵馬、大理石の柱頭、建築物のディテールなど、他にはない博物館の展示物のモデルが加わりました。このプロジェクトに続いて、Threedingはヴァルナ市とペルニク市の地方歴史博物館や国立軍事歴史博物館ともプロジェクトを成功させています。Threeding.comで現在取り扱っている博物館の展示物の3Dプリント用モデル500点に、間もなく、スタラ・ザゴラ遺跡歴史博物館のモデルが追加されます。

ARTEC 3Dについて

ARTEC 3Dは、プロ仕様の3Dスキャンハードウェアおよびソフトウェアのデベロッパー兼メーカーの世界的な市場リーダーです。極めて高速かつ効率的なARTECの3Dスキャナは、世界中の何万人もの人々によって使用されます。ARTECの使命は3D革命を起こし、誰でもどこでも3D技術にアクセスできるようにすることです。さらに詳しい情報は、以下のWebサイトにアクセスしてください www.Artec3D.com

Threeding.comについて

Threedingは、3Dプリント用モデルを販売するだけでなく、これらのモデルを使用するユーザーたちのコミュニティを提供しています。Threedingは、ティゼーヴェタ=マリア・パータレヴァとスタン・パータレヴが中心となって、ブルガリア国立アカデミーの生徒たちにより2013年に設立されました。Threedingは歴史的なアーティファクトの3Dプリント可能モデルを取り扱う唯一の3Dプリント市場です。さらに詳しい情報は、以下のWebサイトにアクセスしてください www.threeding.com

スタラ・ザゴラ遺跡歴史博物館について

1907年に設立されたスタラ・ザゴラ遺跡歴史博物館は、東欧有数規模を誇る博物館です。この博物館には、先史時代から近代史に至る可動文化遺産が約100,000点展示されています。この中には、紀元前5世紀のものと推定される人骨や大理石製人形、ヘルメット付きマスク、サルマティア剣、金色のネックレス、提灯、黄金の瓶、踊る女性が描かれたガラス瓶、複数の大理石製オルフェウス、2世紀のトラキア騎士の絵馬、ガラス容器のモジュラス、アウグスタ・トラヤナの硬貨、スタラ・ザゴラの紋章である雌ライオンと仔ライオンが描かれた石板、ブルガリアの学者が1837年に書いた『Paisius Istoriya Slavyanobolgarskaya』のコピー、考古学協会「アウグスタ・トラヤナ」の封ろうなどがあります。