3Dスキャンソルーション

Artec 3D社のウクライナへの支援内容

ARTEC 3Dが、オートパイロット後処理機能を搭載したARTEC Studio 11ソフトウェアをリリースします

米カリフォルニア州パロアルト。2016年6月1日 – 本日、プロ仕様の3Dハードウェアおよびソフトウェアの開発・製造を手掛けるARTEC 3Dは、業界で高い評価を得てきたソフトウェアの最新版「ARTEC Studio 11」のリリースを発表しました。ARTECのプロ仕様ハンドヘルド3Dスキャナや各種センサーで使えるARTEC   Studio 11は、驚異的な精度や正確さを実現しながら後処理を素早く簡単にするソフトウェアです。この最新版は、プロ仕様の3Dモデルをサイズを問わずに作成できる最先端のオートパイロットモードなど、3Dスキャナの使用経験深度を問わず、あらゆるスキルのユーザーが活用できる自動機能を満載しています。

ARTECのオートパイロットモードは史上初となる機能では、ユーザーはスキャンしたオブジェクトの特徴や希望する3Dモデルの種類に関する質問にいくつか答えていきます。このユーザーの答えに基づき、ARTEC Studio 11はキャプチャした不要なデータを削除し、複数のスキャンデータをクリック1回で自動的に位置合わせし、作業中のデータに最も効果的な3Dアルゴリズムを瞬時に選択します。この自動機能により、経験豊かなユーザーが手動で作成したものと同品質の高精度な3Dモデルが完成します。オートパイロット機能によりプロセスがとても簡単になったため、初心者はこれまで必要であった集中トレーニングを受けずにすぐに使い始めることができます。また、経験豊かなユーザーも直観的な機能を活用し、素早く高品質モデルを完成させることができます。

後処理にこだわりがあり、自ら処理を行うことを希望するユーザーはマニュアルモードで作業し、プラットフォームにある幅広い高度データ処理ツールを駆使することも可能です。ARTEC Studio 11では、マニュアルモードで作業する場合でも、ボタンを1回クリックするだけで、オブジェクトと一緒にスキャンされたベース部分を自動的に削除したり、完璧な精度でスキャンデータを自動位置合わせしたりするため作業時間を大幅に短縮します。また、従来の10倍の速さでテクスチャデータを追加することができ、スキャンデータがない箇所も自動的にマッピングされます。さらに、使いやすいジオメトリ編集ツールを数回クリックするだけで、モデルをさらに思い通りに加工することができます。

ARTECの強化されたリアルタイムメッシュ化スキャンモードを使うと、ユーザーはオブジェクトをスキャンしながら、同時にモデルが構築されている様子を画面で確認することができます。このモードはシンプルなオブジェクトのスキャンや、その場でのレビューが求められる場合(医療現場で体の一部のスキャンなど)に完璧なソリューションです。さらに、大量のRAMを必要としていたこのモードは、タブレットでもスムーズにスキャンできるように最適化されています。

「ARTEC Studio 11のオートパイロット機能が作った3Dモデルと、経験豊かなユーザーが手動で作った3Dモデルを見分けることは不可能です。」と、アルテン・ユーヒンARTEC 3Dの社長兼CEOは言います。「プロセスをより直観的なものにすることにより、エンターテイメントから医療、さらには製造、設計、史跡保全など、さまざまな業界での3Dスキャンの導入を簡単にしました。システムに組み込まれているARTECの高度アルゴリズムにより、ユーザーは数分でプロ仕様の 3Dモデルを作成することができます。」

ユーザーにさらに柔軟にこのソフトウェアを活用していただくために、ARTEC  Studio 11は、3D Systems Geomagic Design XやSOLIDWORKSなどのCADプログラムでもシームレスにお使いいただけます。SOLIDWORKSプラグインのインテグレーションにより、これらの業界標準のエンジニアプログラムに直接エクスポートできるようになったため、ユーザーはSOLIDWORKSの代わりに、3D Systemsの   GeomagicやDezignWorksを使い、簡単に3DモデルをCADで作業できるようになりました。新しいプラットフォームでは、互換性のあるビデオカードにCADを必要とするNVIDIA Quadroも追加しており、スキャンしたモデルをCADでシームレスに作業できるようにしています。さらに、ARTEC Studio 11はタブレットユーザーのために格好いいデザインのユーザーインターフェイスを採用しています。プラットフォームは、お近くの電気製品販売店やオンラインでも簡単に購入できて広く使用されているMicrosoft Surface Pro 4とも互換性があります。

それだけではありません。初めて、ARTECの新しいScanAppアプリとARTEC Evaスキャナを使って、Macユーザーも3Dデータを直接キャプチャできるようになりました。ARTEC Studio 11でさらに高度な処理を行う場合は、Windowsパソコンにエクスポートすることができます。ARTEC ScanAppのベータ版は、2016年9月末までhttps://www.artec3d.com/software/scanapp-for-macから無料でダウンロードできます。

新規ユーザーの皆様は、https://my.artec3d.com/でオンライン登録を済ますと、ARTEC Studio 11の30日間無料の試用版がダウンロードできます。.詳細は、https://www.artec3d.com/software/artec-studioでご確認ください。

ARTEC 3Dについて

ARTEC 3Dは、ルクセンブルグに本拠地を構え、米国 (パロアルト)やロシア(モスクワ)に支社を展開するグローバルグループです。ARTEC は革新的な 3D ソリューションと製品を開発・製造しています。ARTEC は立体表面データの収集と処理およびバイオメトリクス顔認識技術の専門集団です。ARTEC の製品およびサービスは、工学、医療、メディア、デザイン、エンターテイメント、ファッション、史跡保全、セキュリティ技術を始めとする様々な業界で使用することができます。3D フィギュアの製作サービスとして好評の「Shapify.me」は、2013 年に ARTEC 3D が開発、提供開始しました。詳細は、こちらをご覧ください: https://shapify.me

ARTEC 3Dに関する詳細は、https://www.artec3d.com/までアクセスしてください。

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ショーン・ウェルチ(Sean Welch)
ARTEC 3Dのメディア窓口業務担当:PAN Communications
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