3Dスキャンソルーション

Artec 3D、Artec Jetを発表:高速・自律的な現場規模の3Dマッピングに対応する測量グレードのモバイルLiDARスキャナ

Artec Jet

ルクセンブルク | 2026年4月3日— 3DスキャンのグローバルリーダーであるArtec 3Dは、大規模な高精度データキャプチャを実現する強力な新しいSLAMベースのLiDARシステムArtec Jetのローンチを発表いたします。

Artec Jetは手持ち、ドローン、もしくは車両型で展開でき、比類のない柔軟性を提供します。超高速かつ多用途なこのデバイスは、従来の3Dマッピング技術では対応できなかったGPS遮断環境を含む広大なエリアを、測量グレードの精度でキャプチャします。

Artec Jetの業界最高水準のSLAMアルゴリズムは、取得したLiDARデータをリアルタイムの位置追跡、マッピング、およびドローンの自律航行に活用します。屋内・屋外を問わず、空中でも地下でも、完全な暗闇の中でも、通信ゼロの状態でも、さらには人が立ち入るには過酷すぎる環境でも稼働します。

Artec Jetの追加により、Artec 3Dのエコシステムはあらゆるスケールにおいて正確なデジタルツインを取得するソリューションを揃えました。サイト全体から個別コンポーネントまで対応するArtecの拡張されたラインアップは、AEC(建築・エンジニアリング・建設)から鉱業、防衛、社会インフラに至る幅広い分野での活用が期待され、リードタイムとコストの削減によって業務効率化に貢献します。

「Artec Jetにより、私たちはエキサイティングな新しい章に突入しました」とArtec 3Dの社長兼CEO、アート・ユーキン(Art Yukhin)氏は述べています。「私たちのミッションは、常に3Dスキャニングを可能な限り高速・高精度・直感的なものにすることでした。Artec Jetはこのアプローチをより大規模な環境へと拡張し、お客様がインフラを同じ水準の信頼性と容易さで取得できるようにします。この非常に多用途なデバイスは、リアリティキャプチャに前例のない速度・精度・自律性をもたらします」

あらゆるプロジェクトのニーズに応える精密マッピング

Artec Jetは高密度LiDARセンサーと業界トップクラスのSLAMを組み合わせ、屋内・地下環境で±10 mmの精度でキャプチャし、±5 mm以内の微細な変化を検出します。これはモバイルマッピングの中でも最高水準です。RTKアクセサリーを併用することで、ユーザーはGNSS支援によるジオリファレンシングが可能となり、グローバル精度をさらに向上させドリフトを低減できます。

このデバイスは、すべてのスキャンが確実にカウントされるように構築されています。専用のアプリでは、リアルタイムのフィードバックと現場での検証が可能です。360°の視野角によって全方位の情報を取得でき、オプションのビデオカメラを追加すれば最大限のリアリティを実現するフルカラーキャプチャにも対応します。

手持ち、バックパック、ドローン、車両マウント、保護ケージ、伸縮ポール、ロボット統合の7つの展開モードにより、Artec Jetは特定のプロジェクトのニーズに柔軟に対応します。

Artec Jet

クイックリリースのメカニズムにより、ユーザーは再調整なしで数秒でこれらのモードを切り替えることができ、ダウンタイムを最小限に抑えながら現場での生産性を最大化できます。また、その汎用性の高さから、過酷な産業環境を含むあらゆる設計上の課題において、専用機器を単一ソリューションで置き換えることが可能です。

過酷な作業環境向けに設計されたArtec JetはIP65の防塵・防水性能を備え、-10°C〜45°Cの温度範囲で動作し、重量はわずか1.57kgです。そのため、徒歩、車両、地下、またはUAVへの搭載による空撮など、いかなる状況においても、専門的なトレーニング不要で迅速・直感的・容易に使用できます。

完全自律型3Dマッピング

Artec Jetの最も革新的な機能のひとつが、人間の操作を一切必要とせず、ドローンに搭載して完全自律的にスキャンを行う能力です。高度なSLAMアルゴリズムとAIナビゲーションにより、デバイスは自ら飛行経路を計画し、2 mmの細線ほどの障害物を回避しながら、安定した測位を維持して信頼性の高いマッピングデータを継続的に取得します。

これにより、手動操縦では人員を危険にさらすトンネルや不安定な構造物といった複雑・危険・狭隘な環境への安全な進入が可能となります。バッテリーレベルが安全しきい値を下回ると、ドローンは自動的に発射地点に戻り、完全なエンドツーエンドの自律ワークフローを通じて、データの整合性と運用上の安全性の両方を確保します。

Artec Jet

高密度LiDAR、リアルタイム測位、自律飛行制御を備えたArtec Jetは、リモートスキャンをシームレスにし、空撮リアリティキャプチャにおける可能性を再定義します。チームは迅速に展開し、1フライトで包括的なデータセットを取得し、リスクなしに最もアクセスが困難な空間まで正確にスケールで記録されたという確信を持って現場を離れることができます。

Artec Twinsによる大規模データ処理

Artec Jetと同時に、Artec 3Dはまったく新しいソフトウェアも発表します。大規模な3Dデータ専用に開発された「Artec Twins」は、Artec Jetのワークフロー全体を支える処理・可視化プラットフォームであり、生の点群データを分析可能なデータセットへと変換します。

ユーザーは大規模スキャンを効率的に処理・統合・地理参照・可視化・検査し、LAS、LAZ、PLY、DXF、E57などの業界標準フォーマットでエクスポートできます。複雑なプロジェクトを高速かつ安定して処理できるように設計されたArtec Twinsは、最大規模のスキャンデータを、実践的で行動につながるインサイトをもたらす使いやすいデータセットへと変換します。

Artec Jet

スケールの観点からも、Artec JetとArtec TwinsはArtec 3Dのエコシステムを完成させます。建築、工場、公共施設などにまたがる大規模な産業プロジェクトに携わる専門家は、現場規模のキャプチャにArtec Jet、大型オブジェクトにArtec Ray II、コンポーネントレベルの詳細にArtec Leoを使い分け、すべてひとつの統合されたハードウェア・ソフトウェアファミリーの中で作業できるようになります。

Artec Jetは、大規模な地下鉱業、建設、セキュリティ、公共安全、インフラにおけるリアリティキャプチャ、デジタルツイン、竣工記録、体積計測、変化検出、状態評価、点検のための最適なソリューションです。

Artec Jetをぜひご自身で体感してください。2026年4月8日から10日まで開催されるものづくり ワールド [名古屋]にて、Artec 3Dの信頼できるパートナーである株式会社データ・デザインが実機デモを実施いたします。ポートメッセなごや 第1展示館、ブース番号15-103にて皆様をお待ちしております。

お近くの販売代理店については、sales@artec3d.comまでお問い合わせください。

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