アーテックはモスクワの歴史保護に貢献

09/10/2011

 アーテックは、皆様を帝政ロシアにお連れします。今年の初頭に始まったアーテックのプロジェクトは、モスクワの文化財保護省と共同でロシアの歴史を保存することでした。プレオブラジェーンスカヤ広場にあった有名なTransfiguration大聖堂の遺物を、モスクワの発掘物サイトが公開し、Artec S とMHTを用いて大聖堂の遺物をスキャンしました。レンガやベル、そして魔除けや石膏の装飾はデジタル化されることによって、永久保存されました。

Transfiguration 大聖堂は1768年にモスクワに建築され、ロシアの重要な建築物とされてきました。大聖堂は中心地から少し離れたプレオブラジェーンスコエに位置し、ピョートル1世が幼少時代を過ごした場所でもあります。ピョートル1世がツァーリになることが決まり、彼の教育に特別注意が払われるようになりました。軍事キャンプといった類の訓練は、若き日のピョートル1世と友人達によって鍛錬方法、愛国心、そして軍事防衛について学ぶ為に行われたことが始まりです。その後、このキャンプは初期のロシア軍隊となります。大聖堂は1964年にソビエト政府によって破壊され、今日まで再建されていません。

現在モスクワ文化財保護省は、再建プロジェクトに着手しています。周辺整理が終わり、採掘作業が終わり、アーテックは大きなレーザースキャナでは撮影出来なかった発掘物をスキャンする為に呼ばれました。完璧にスキャンする為には各アイテム毎に約10分のスキャン時間を要しました。そしてArtec Studioソフトウェアによるポストプロセスを実施しました。ロシアの歴史保護にアーテックがどう貢献しているか、こちらにてご覧頂けます。

目的は発掘物を博物館に移すことです。つまり、プレオブラジェーンスカヤの土地が整備され大聖堂が再建されるまでの間、博物館にて遺物を保存するのです。現在掘り起し作業は完了しています。むき出しのまま残っている大聖堂の基礎部分には、誰もが訪れることが出来るようになるでしょう。この保護プロジェクトは、パリにあるルーブル美術館の中世から残る地下と似ています。取り壊されず残された200年前の壁に沿って歩き回ることが出来ます。 有名な聖堂は、間もなくプレオブラジェーンスコエに戻ってくるでしょう。アーテックはその保護事業に貢献しました。

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