NVIDIAとアーテックはアルメニアの修道院に3Dコンテンツを持ち込みました

13/11/2011

NVIDIAとアーテックは協力し、アルメニアのTatev修道院で古代宗教記念石のスキャンモデルを、3D立体映像を用いて発表しました。出席者は眼前に現れた中世の文化に魅せられました。

2010年10月、アーテックグループはTatevという名のアルメニアの美しい村に招待されました。目的は、Khachkarsとして知られる美しい記念石をスキャンすることです。Khachkarsは修道院周辺で発見されたもので、Tatev修道院までのケーブルカー開設記念セレモニーで紹介する予定でした。

Image belongs to Eupator.

Tatev修道院は山頂に位置し、9世紀アルメニア文化を反映するその景観は大変美しいです。しかし交通手段が乏しく、観光客の減少に悩まされていました。しかし「Tatevの復活」と題した文化プログラムによって、約11分で修道院に到着する世界最長のケーブルカーが設置されました。 アーテックグループは、このケーブルカー開設記念セレモニーに招待されました。セレモニーでは、アーテックスキャナによるKhachkaariの3Dデータが披露されました。

挑戦

この有名な記念石は高さが2mもありますが、スキャンは1時間以内で終わりました。 Khachkarの正面は浮彫になっており、複雑な構成の模様が施されています。アーテックはMHTスキャナを使用しました。MHTスキャナは、対象物の色を鮮明に捉えます。

「Khachkarsのスキャン結果に満足しています」。アーテックのディレクターAndrey Klimovは次のように述べました。「MHTスキャナで浮彫の細部まで色を表現することに成功しました。今後の3D技術への大きな貢献となったことは間違いありません。この3Dの立体感を、セレモニーで表現する為にどうすればいいのか考えました。2Dスクリーンで3Dを映すのは難しいですからね」

解決方法

3Dモデルの立体感を映し出す為、アーテックはNVIDIA Quadroのプロフェッショナルグラフィックスを選びました。

NVIDIA特許のQuadro Quad Buffered Professional Stereo Technologyは、Open GLでプログラミングされた3Dバーチャルコンテンツに利用出来ます。professional graphic card NVIDIA Quadro(Quadro Quad Buffered Professional Stereo Technologyと合わせて)を、立体映像対応プロジェクターや3Dメガネと一緒に使うことで3Dモデルを表現出来ます。 こうしてセレモニーでは、アルメニアの記念石が見事に立体的に映し出され、観客の心を捉えました。

結果

「発表は大成功でした」。アーテックディレクターのAndrey Klimovは次のように話しています。「出席者は3D映像の実物さながらの美しさに、感嘆の声を漏らしました。手を伸ばせば触れそうで、まるでKhachkarの前に立っているようだと彼らは言っていました」。  映像は実物のようでした。NVIDIAと協力し、アーテックはアルメニアTatevの歴史を保存しただけではなく、バーチャル映像を本物のように映し出すことに成功したのです。

アーテックは今回の成功を次に繋げます。「NVIDIAの立体映像テクノロジーのおかげで、我々の3Dスキャンを改良する上でのヒントを得ました。我々のソフトウェアArtec Studioに立体映像のフィーチャーを含めることを考えています」。とAndrey Klimovは述べています。

イベント後すぐ、我々はソフトウェアに3D立体映像フィーチャーを加える作業に取りかかりました。Artec Studio 0.7を使えば、ユーザーは3Dモデルを立体で見ることが出来ます。NVIDIA Quadro Video card、3Dプロジェクター、そして3Dメガネを用意して本物さながらのスキャン結果を得ましょう。

Khachkarsのスキャン映像は、こちらのビデオをご覧下さい。

お問い合わせ