Artec Space Spider が、歯科インプラントの患者に素敵な笑顔をプレゼント

14/04/2019

今日、300万人以上のアメリカ人が歯のインプラントを入れています。その数は毎年50万人以上増加しており、3500万を超えるアメリカ人が、上顎か下顎のどちらかまたはその両方の歯を全て失っています。歯科インプラントの需要は、特に団塊の世代にかつてないほど高まっています。

義歯やかぶせ(クラウン)とは違い、歯科インプラントは一生使うことができるように制作され、元来の歯とほぼ同じくらいの強度があります。虫歯になることもなく、非常にリアルで誰が見ても本物の歯との違いがわからないほどです。しかし、そのような機能を持つインプラントを製作するためには、細心の注意と精度で設計し装着する必要があります。さもなければ不整合や合併症などの重大なリスクを引き起こす可能性があるのです。

Center for Implant Dentistryでは、ある歯科インプラント事例において、患者へ完全な歯並びになるインプラントを提供するため、相乗的でハイテクな3Dスキャンを取り入れることにしました。以前はTrios社の口内スキャナと2D写真を組み合わせて使用していましたが、結果が非常に不正確であり、ラボに送信する前後の作業に多大な時間を費やしていました。その後、安価な3D顔面スキャナを試してみましたが、方向性は間違っていなかったものの、スキャンの質が低いこと、解決していた以上に問題を生み出してしまったことに気が付きました。

Dr. Jainとthe Center for Implant Dentistryは、デンタルテクノロジストの Fernando Polanco氏 のサポートで、解決策を見つけることが出来ました。 多くのハンディ型スキャナや歯科スキャナをリサーチした彼は最終的に、 AllOnX Tx のワークフローを促進し、この複雑なプロセスをより速く同時にシンプルにしてくれる特別な3Dスキャナ、Artec社のSpace Spiderを利用することに決めました。Pokanco氏は、Space Spider購入にあたって、Artec社ゴールド認定代理店のDigitize Designs社の3D スキャニングエキスパートBo Helmrich氏に、Space Spiderの導入を依頼しました。

「現在市場に出回っているどのスキャナーも、Space Spiderのような速度、フレキシビリティ、精度のコンビネーションで顔や歯をスキャンすることはできません」とBo Helmrichは言います。これこそがまさにパズルの欠けていた部分でした。高精度、ハンディ型カラー3Dストラクチャード・ライトのスキャナであるSpace Spiderは短時間でスキャンを行い、使い方を覚えるのも、そして使用方法も簡単です。スキャンは 業界で定評のあるソフトウェアArtec Studioでダイレクトに行われ、リアルタイムで画面に表示されます。「患者の顔全体をスキャンするのに約10秒、どのような表情でも上の歯が整列する必要がありますが、残りの笑顔をスキャンするのにも3秒もかかりません。その後、後処理には4〜5分ほど必要になります」と、Pokanco氏は言っています。

Polanco氏は、プロセスを高速かつシンプルにする独自のプロトコルを作成しました。CBCT誌の記事でも説明されている通り、このArtec Spiderスキャナとデジタル歯科の統合により、 技術者にとってインプラントの設計プロセスが容易になりました。

Dr. Sambhav Jainは、Space Spiderがプロセスの中でどのように中心的な役割を果たしたかについて語りました。「 私たちは、ちょうどこの診療室の中の椅子で、患者のスキャンを行います。また、患者の多くは歯が折れたり欠けたりという状況から笑顔に自信を失っていることもあり、2Dでの写真を撮るのは大変でした。しかし、Space Spiderの助けを借りて生成した3Dでの顔を提示すると、こういった複雑なケースでの問題も解決しました。スキャン結果を見た患者の多くは非常に感銘を受け、前向きになり、私たちを信頼してくれます。」

上記の手順で、それぞれのスキャンは、口内スキャナーからのスキャン画像と組み合わされます。この後、組み合わされたされたスキャン画像は、3Shape または ExoCAD歯科用ソフトウェアに取り込まれ、そこで患者はインプラントによって実現される彼らの新しい笑顔を画面上で見ることができるようになるのです。

「3D モデルは、笑顔と患者の全体的な顔をマッチさせる手助けとなります。また、笑顔のデザインについては、患者の意見を取り入れることにしています。患者は顔のスキャンがあって初めて、最終的な歯がリアルに顔全面に統合された様子を視覚化できるのです。」と、Dr. Jainは語っています。

患者の意見を取り入れながら、医師は患者の新しい笑顔をデザインします。異なった形状やサイズの歯のライブラリを使い、上部と下部のアーチの新たに作成された3Dモデルを修正していきます。また、患者は新しい笑顔が自分の顔の他の部分とどのように合わさっていくのかを正確に確認します。この時点になると患者は嬉しそうに、彼らの新しい笑顔を楽しみにするようになります。治療は患者がゴーサインを出すことで、劇的な局面を迎えます。

患者がディスプレイで確認したものに満足であれば、新しいインプラントを制作するために、最終的な3Dモデルが院内のラボに送られます。こうして、手術のその日への全ての準備が整います。

埋込前の新しいインプラント

インプラントの準備ができたら、患者の口の中に外科的に埋め込みを行います。日にちが経過するにつれて患者は新しい歯に適応していき、チェックや微調整のために院を何度か訪れます。医師は、こうした術後の院への訪問の際に、3Dスキャナを導入した実質的な違いを発見しました。従来の方法によるインプラントは、より多く合併症が引き起こされ、さらに大幅な調整も必要でした。そのため患者は術後何度も院を訪れていたのです。しかし、正確な3Dスキャンと3Dモデルを利用するようになったことで、患者に埋め込まれたインプラントへの微調整はほとんど必要がなくなりました。また、患者も自分の  新しい笑顔に満足しています。

新しいインプラントが完全な位置に埋め込まれた

合併症や副作用は最小限に、施術の効果は最大に。患者のクオリティ・ケアと全体的な工程への満足度は、劇的にアップしました。

何よりも施術後のフォローアップに必要な回数(及びそこに費やされる時間)が劇的に減少したため、医師は新しい患者を迎え入れる時間を手に入れることができました。

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