Artec StudioとDesign Xを使用して、1時間未満でArtec Leoスキャンから排気システムを再設計

By Matthew McMillion

概要: Artec Goldの代理店は、Volvo XC90の底面を迅速かつ簡単に3Dスキャンし、CADソフトウェアで自動車の排気システムを再設計する方法を提示しました。

目的: ワイヤレスハンディ型3Dスキャナを使用して10分間でVOLVOの足回りをデジタルでキャプチャし、3DモデルをGeomagic Design Xにエクスポート、排気システムを1時間以内に再設計します。

利用したツール: Artec Leo, Geomagic Design X

Reality 3D社のStuart Bell がArtec Leoを使用して、VOLVOXC90の下部構造を10分でスキャン

自動車部品のリバースエンジニアリングは、特に設計公差が厳しく、新しいコンポーネントが自動車の既存の構造的景観と技術的要件に完全に適合しなければなりません。これは現在の高い機能を備えた自動車にとって、困難な作業です。

自動車部品の正確なCADモデルで作業する場合、特に市販されていない古い部品の場合は、モデルを追跡することさえ困難であったり不可能だったりします。 そのため、新しい設計に向けた最初のステップとして、リバースエンジニアリングを選択する設計エンジニアが増えています。

何年もの間、3Dスキャンはこのプロセスに非常に効果的なツールであることが証明されており、他の方法の数分の一のコストと時間で非常に正確な結果を提供します。

VOLVOXC90の下部構造のArtec Leoスキャンの仕上げの様子

Volvo XC90の排気システムのリバースエンジニアリングに3DスキャンおよびCADソフトウェアを使用する一環として、Artec のゴールド認定代理店 Reality 3Dはプロフェッショナルハンディ型スキャナArtec Leoを使用して、車の底面全体をわずか10分でデジタルでキャプチャしました。

Artec Leoは、オンボード処理とバッテリーパックを備えた完全にワイヤレスの革新的な3Dスキャナです。Leoは、初心者にもプロにも人気で、直感的に操作できる機能を豊富に備えています。

内蔵のタッチスクリーンを使用すると、スキャンがリアルタイムで表示されるのを見ることができ、スキャンをいろいろな方向に回転させたり、オブジェクトのすべての部分をキャプチャしたことを確認できます。 Leoの高速キャプチャ速度により、中型のオブジェクトならほんの数分で鮮やかなカラー3Dでデジタルキャプチャできます。

Artec LeoでのスキャンをArtec Studioで後処理

VOLVOの下側がスキャンされた後、一連のスキャンデータはArtec Studioで後処理されました。これにはわずか15分しかかかりませんでした。 Artec Studioは、Artecシリーズ全ての3Dスキャナと統合された世界的に有名なソフトウェアアプリケーションです。 直感的な機能満載のインターフェイスで、Studioを使用すると、SOLIDWORKS、AutoCAD、およびDesign Xに直接エクスポートし、スキャンからグレアを簡単に取り除き、これまで以上の速さで3Dスキャンをこ改善します。

Artec Studioでスキャンのセットを調整する

Global Registration が、すべてのスキャンのセットを同じグローバル座標系に揃えます。 途中で、不要なデータを消去するためにEraserツールが使用され、CADのためにスキャンの部分を改良しました。 次のステップは、すべてのスキャンから単一のメッシュを作成するためにSharp Fusionを適用することでした。

単一のメッシュを作成するためSharp Fusionを適用

この時点で、メッシュの単純化が適用され、サイズが小さくなり、ポリゴンの数が減り、モデルの操作が簡単になりました。 調整可能な機能設定があるので、ユーザーは重要なディテールや複雑な形状についてあきらめる必要はありません。

メッシュの単純化を適用してモデルサイズを縮小する

その後、3DモデルがCADのSTLとしてGeomagic Design Xにエクスポートされました。

CAD作業のためのDesign Xへのエクスポート

Design Xには、STLファイルがインポートされました。まず、Design XのPipe Wizardを使用して、リバースエンジニアリング用に既存の排気管が簡単に選択され、 次に、形状、サイズ、その他の詳細を指定することにより、新しい高性能排気システムが段階的に作成されました。

Design Xで、数分で新しい排気システムが設計されます

排気管は微調整されており、必要に応じて調整を加えて、車の底面に沿った経路内の他のコンポーネントにシームレスに適合されました。 Design Xでトータルで30分、最終結果が表示されます。カスタム排気システムの計測グレードのCADモデルで、新しいパイプの直径、長さ、輪郭が車の既存のコンポーネントや構造と完全に一致しています 。

車の既存の構造に完全に一致する二重排気システムを作成する

完了した作業の概要:Artec Leoでの10分間のスキャン、Artec Studioでの15分間の後処理、Design Xでの30分間のCAD作業。

1時間以内に完成されたカスタム排気システムの設計

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