Artec Studioでのスキャンデータ処理

Artec社製3Dスキャナであれば、データキャプチャは簡単で直観的なものとなります。スキャナをオブジェクトへ向け、動いていただくだけで、必要とされるサーフェスをすべてキャプチャしていただけます。

大規模、もしくはスキャンしづらいサーフェスも、Artec Studioなら楽勝です。必要であればいつでもスキャニングを中断していただくことができ、中断した箇所からのデータの取得も再開後、すぐに行っていただけます。

最も素早く、円滑なスキャニング体験をご提供するテクスチャ・ジオメトリトラッキングアルゴリズムは、このクラスで最高のものです。

Artec Studioは皆様のオブジェクトを分析し、スキャナの感度を調整することが可能なため、黒いオブジェクト、もしくは光沢があるものや細いオブジェクトのスキャンも容易となります。

Artec Studioの3Dレーダーモードであれば、色プロンプトを手がかりとすることができるため、最適な距離でスキャナを構えているかどうかを常に確認できます。

Artec 3D社のニューラルエンジンにより駆動するHDモードなら、オブジェクトの最も狭い部分のスキャンデータもノイズが無く、ディテール情報を豊富に含んだ上で、高解像度でキャプチャしていただけます。

まず初めに、スキャン用のオブジェクトと必要とされる3Dモデルの種類についての簡単な質問にお答えいただきます。

スキャン後、重要なもののみを残し、不要なスキャンデータはすべて削除されます。

その後、データはすべて、ワンクリックのみで自動的に位置合わせされます。

オートパイロットは、皆様のデータに最も合ったアルゴリズムを適用します。

スキャン時にオブジェクトの下部にあったサーフェスをその他のすべてのものも含め、消去していただくことが可能です。

Artec Studioのマニュアルモードではデータの位置合わせをご自由に行っていただけますが、ワンクリックで自動的に位置合わせを行っていただくことも可能です。

Artec Studioのグローバル位置合わせアルゴリズムによれば、スキャン済みデータのより正確で精密な位置調整が可能となり、また、スマートメッシュ化は異なる解像度を持つデータセットを統合し、クリック一つでのメッシュの作成を可能とします。

スキャンされたオブジェクトの元の形状を保存した上で正しく生成されなかったポリゴンを修正し、その数を減らすことで思い通りのメッシュを作成していただくことができます。

スキャナを1～2台だけ使用する場合でも、全てのArtec 3D社製品を使用する場合でも、すべてのデータをArtec Studioで結合し処理できるため、混合データモデルを作成できます。LiDAR型スキャナのRay IIで広い領域をキャプチャし、ワイヤレス型のArtec Leoでギャップを埋めてから、両方のスキャンを一度に位置合わせします。

お持ちのスマートフォン、もしくはDSLRカメラからの高品質のテクスチャの皆様のオブジェクトへの追加も、Artec Studioをご利用されている間に瞬時に完了します。